契約不適合責任と瑕疵担保責任の違いとは

query_builder 2023/12/09
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契約不適合責任と瑕疵担保責任の違いについて、ご存じでしょうか。
民法改正により瑕疵担保責任が契約不適合責任になり、内容も変更されています。
そこで今回は、契約不適合責任と瑕疵担保責任の違いについて解説します。
▼契約不適合責任と瑕疵担保責任の違いとは
■契約不適合責任
買主が引き渡された物の種類・品質・数量に関して、契約内容に適していないことが契約不適合責任です。
例えば、買取後の建築物で雨漏りや劣化などの不具合が見つかった時に、売主へ1年以内に伝えれば権利が守られます。
■瑕疵担保責任
買取した物に隠れた瑕疵が発見された場合は、売主が買主に対して責任を負うことが瑕疵担保責任です。
買取前に気付かなかった瑕疵であっても、入居後に瑕疵が見つかり契約内容と異なると判明した場合に適用されます。
■2つの共通点について
契約不適合責任と瑕疵担保責任は異なる点がありますが、共通点もあります。
免責特約が有効であることが共通点で、買主と売主の合意で責任の一部または全部の免責が可能です。
▼まとめ
契約不適合責任と瑕疵担保責任には責任を問える要件に、契約内容に適していないこと・隠れた瑕疵がある時などの違いがあります。
民法改正によりこれまで買主の負担が大きかった部分が見直され、安心して契約できるようになったのが契約不適合責任です。
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これまでの実績を活かし、お客様のご要望に応えられるようスタッフが丁寧に対応いたします。

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