「土地の権利書を探しても見つからない」と悩んでいませんか。
今回は、土地の権利書を紛失した時の対処法についてご紹介します。
▼土地の権利書を紛失した時の対処法
■登記所に相談
土地の権利書の紛失に気づいたら、早めに管轄する登記所に相談しましょう。
他人が勝手に所有権移転登記をするリスクを防止できます。
■不正登記防止の届出をする
法務局に、不正登記防止申出をすると安心です。
申出する際には、印鑑証明書や登記事項証明書などの書類を準備しましょう。
■登記識別情報の失効の申出をする
登記識別情報の失効申出を行うと、登記識別情報を無効にすることが可能です。
権利書を紛失した時に、第三者が権利書を不正利用するのを防げます。
■公証人に本人確認をする
土地の権利書を紛失した際に、公証人に登記申請書類を認証してもらいます。
公証人の立ち合いで、登記申請書や登記申請委任状に自認することと認証文が付与されます。
認証文を法務局に提出すれば、土地の権利書なしで登記の申請が可能です。
▼まとめ
土地の権利書は適切な保管や管理が必要ですが、紛失して第三者により不正利用される可能性があります。
権利書を紛失した場合は、登記所に相談・不正登記防止の届出・登記識別情報の失効の申出などを行います。
もし権利書の紛失が発覚したら、早めに登記所や法務局などに相談しましょう。
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